子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

心配性は医者に嫌われる

はい、タイトルは私のことなんですけども・・・。

今日は愚痴です。(いつもかな・・・(~_~;))

ちょっと長くなるかもしれないです。

一週間ほど前の月曜日、胃と大腸の内視鏡をした病院へ行きました。

きっかけは、その2日前の土曜日にいきなり喉というか喉の奥というか・・
空気が溜まったような感覚で、それは気のせいではなく、
ゲップが出るんですよ。

しかも、普通はゲップが出たら一旦はスッキリするはずなのに
また次の空気が喉に待機するみたいな・・変な感覚を自覚し、
不快な症状だったので、内科医の見解を聞こうと思って行ったわけです。

1人でネットであれこれ調べるよりは・・・って。

胃カメラはしたばっかりだし・・・。

すると内科医の診断は、「呑気症」じゃないか、ということでした。

この「呑気症」というのは、ストレスや心配などあったときに
普通でも空気は飲み込んでいるが、普通より多くの空気を無意識に飲み込むため、
空気が胃や食道?にたまる・・みたいな感じのようです。

ネットで調べていたとおりのことを言われました。

心配性、神経質に多いらしいです。
私そのものですからね。

で、そういわれたらもう気にしないで過ごしてみようと様子をみることにしました。

様子を見る・・・といったら、まぁ最低でも一週間くらいはみるのかもしれませんが、
その3日後でしたか、症状が改善されないので
それをどうこうというよりは、

他の検査もして否定できたら安心して症状がなくなるんじゃないかな・・・と思いつき再度受診し、
今年は受けていなかった、胸部エックス線、心電図、腹部エコーを受けることに決めました。

腹部エコーに関しては10年以上は受けていません。
目的として、肝臓とか膵臓とかの臓器をみるためのものです。

子宮がある頃は子宮筋腫や卵巣の状態をみるため、婦人科では半年に一度くらいは受けていましたけどね。

胸部レントゲンと心電図は受診したその日(木)に、
腹部エコーは予約ということで昨日受けてきました。

で、結果ですが・・・

まず、胸部レントゲンは異常なし。

そして心電図は、医師は「問題ないです」と言われましたが、
医師のパソコン上に見えた心電図の結果に、

「軽度のQ何とか異常」と出ていたので、

「その異常は何ですか?」と聞くと、

なんか電気がどうのこうのでよく理解出来なかったけど、
まぁ、少しでも基準値?からはみ出すと機械がはねる程度のものだろうと解釈しました。

大切なのは医師が実際に波形をみて診断するに違いないと思いましたから。
そこには私の担当ではないですが、心臓専門の内科医もいますので・・・。

で、次。
腹部エコー。

その結果の言い方がですね・・・。

「言わなければならない異常はありません。」という言い方をされました。

「異常ありませんでした。」ではなく、「言わなければならない」がついていたので、
ちょっとひっかかったんですよ。

で、そこを医師に突っ込んだわけです。

「言わなければならない異常がない・・ということは、
何か少しはあるってことでしょうか?」みたいな感じです。

医師にとっては患者に伝えるほどのことでもないという考えだったとしても、
心配することはなくても自分の体のことをきちんと伝えてもらい、
それによって、また定期的にエコーを受けてみようか・・とか
そういう風に考えるのって私くらいなんでしょうか。

だってわざわざ何か血液検査などで異常を指摘されたわけではなく、
自主的に検査を受けてみようと思ったんですから、
曖昧?にはされたくないです。


そしたら私のその言葉がカンにさわったんでしょうかね。

いきなり声のトーンが変わり

「医学的なことを一から説明するとキリがないんですよ!」とイラっとした感じで言われたのでちょっとビックリしましたが、

「すみません。でも、せっかく検査を受けたのでちゃんと知りたいと思いまして・・。」と言うと

「〇〇さんね、ちょっと心配が過ぎます。
そんな風な気持ちで毎日を過ごされるのはきついのではないですか?
一度、心療内科に行かれたほうがいいのではないでしょうか」

と言われました・・・・・・・・。

「異常ないっつってんだろーが、心配しすぎなんだよ、めんどくせーな!」

と私には聞こえました。(言葉悪くてすみません)

確かに、

異常ないです、と言われたのは事実です。

私じゃない他の人だったら、私みたいに食い下がる人は1人もいないでしょうか。

言わなければらならない、とつけなきゃいいじゃん、なら。

まぁその辺はわかりません。
病的ではないものとか、いろいろあるだろうし。

でも「医学的なことを一から話すとキリがない」という言い方は、

「いちいち素人に話す時間などないよ、患者多いのに。」

とも取れましたね。

ほんと私って、言葉に敏感に反応しすぎるのはわかっています。
そういう性格がマイナスだと思っています。

だけど、最後は呆れた感じで「心療内科に行ったら?」みたいなことを言われ、

怒りというよりは悲しかったです。

何だか言葉を失った私でしたが、

「不愉快な思いをされたのだったらすみませんでした。」と言って終わりにしましたけどね。

ちょっと怖い感じもしましたので条件反射?で謝ったような感じでしたね・・・。


例の大腸内視鏡検査のときにもめた?医師です。

大腸内視鏡の腕がいいという評判でかかった病院です。

だからその医師とはなじみはないです。

かかりつけの内科は別なので・・・。

私みたいに過度に心配して質問する患者は
医師にはめんどくさいんでしょうね。

出来ればもう他に行ってくれーって感じでしょうか。

まぁ・・
今回のこともひとつの経験として受け止めます。

しかし、本音を言うと・・・

「・・・偉そうに・・・そこまで言われなくていいよ。」という気持ちです。

あと、

「医学的なことっていうけど、日本語はわかるんだから医学用語抜きで説明ってのもあるんじゃない?
言わなければならない異常はない、というのは正しい日本語だろうけど、
物は言いようだね・・」とも思いましたね。


ちょっとバカにされたようで悔しいですね。

もうリセットしますけどね。
でもあの女医の顔はしばらく見たくはないかな。




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うちの母親世代の子宮頸がん検診

数日前でしたか・・・。

うちの母親がいきなり

「なんかお母さんも急に怖くなったよ。
子宮がんの検査とかしてないからさ、
症状が出たときは進行してるって聞いて・・・」

と言い出しました。

と言うか・・・

娘の私が「子宮頚部上皮内癌」になって手術したというのに、
まだ「子宮がん」というのか・・・と思いました。

子宮のがんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」という、原因が全く違うふたつのものがあるということをわかっていないようだなぁ、と。

子宮頸がんについては、
私が子宮頸がん検診でひっかかってからしばらくは、
私の主治医から、治療方針が決まったときや、
そして手術の前に改めて今までの経緯を確認の意味もあり説明してもらうときなど、
母も同席しさんざん話は聞いたはずなのに頭に入ってないのかぁ・・・

そこまで興味?がなかったのかなぁ・・というちょっとしたがっかりした気持ちだったんですけども。^_^;

もうあれから1年以上経過してますし、
そんなものでしょうかね。


ま・・それはさておき。

母がそんな心配が頭をよぎったのは、
最近、知り合いに子宮のがんになった人の話を聞いて怖くなったようです。

「その人は子宮頸がん?それとも体がん?」と聞いたのですが、

「あぁそれは知らない。」とのことでした。(-_-;)


母は80歳を過ぎました。

で、自分では子宮頸がんの検査をしていないと思っていることにもまた驚きでした。

5年ほど前でしたか・・・。

一度も子宮頸がんの検診をしたことがないという母に対して、

「一度は検査受けたほうがいいよ。」

と勧めたのです。

その頃から子宮頸がんに至るまでのメカニズムは大体知っていたので勧めたのですが・・・。
でも今ほどは知らなかったですけどね・・・。

で、母はとりあえず私の言うことを聞いておこうと思ったのか、
検査に行ったのです、そのとき。

で、異常なしでした。

5年ほど前に自分が検査に行ったことも忘れているんですね。

そのとき、そのことを母は自分の友達?に話したら

「今更そんな子宮頸がんの検査とかしなくていいんじゃない?」

と言われたそうですが・・・

そう言った人は、子宮頸がんについての知識がないんだな・・と思いました。

でも普通はそんなものでしょうけどね・・・。



で、私が

「5年くらい前に私が行ったほうがいいって言って、検査したやん?」と言うと、

「えー?そうだったかね?あーそういえばそうだったかね、あー安心した!」と言ってました。

あの内診台で検査したことを・・・忘れるとは・・・^_^;

まぁ、歳も歳だし・・
物忘れでしょうかね・・。

まぁ・・
母が言うように、安心でいいのでしょうが・・・

子宮頸がんについてかなり調べた私からすると・・・

実際は、「100%安心とは言えない」ですよね。

理屈から言うと・・・ですよ。

たとえば、

ヒトパピローマウイルスも陰性だったというのなら
これはもう100%大丈夫だと言えます。

そういった行為はもう5年前からあるはずがないのですから。

しかし・・・

検査で異常なしならばHPVの検査まではしないので、
たとえばHPVに持続感染していたとしてもわからないわけですよね。

だけどもまぁ・・

90%の人は自力で排除出来るもので、
仮に排除出来ずに持続感染していたとしても、
細胞が癌化の道に進むひとはわずかなのだから、
そこまで心配して母に話すことはないと思いました。

可能性は限りなく0に近いと思いますし。

もう80歳を過ぎた母にそういう難しい?(母にとっては)
話をして、心配させるほうがよくないと思ったからです。

心配=ストレス

ストレスってほんと侮れない・・・。

だから・・・です。


でもなんかでみたんですけど・・・

やはり子宮頸がんのメカニズムを知っている方は、
「先生、私、何歳まで検診にきたほうがいいですか?」と聞く80代の方もいらっしゃるそうです。


知識があっても心配になるし、
何も知らないのも怖い・・・。

でもそうですねぇ・・・

うちの母みたいに知識はないけど
いろいろ小さいことを気にしない性格っていうのは・・・

からしたら羨ましいですね。

本当に羨ましい。笑



でも母は母、私は私なので
羨ましいと思ったところで私の性格は変わらないですね・・残念ながら(~_~;)



ちょっととりとめのない記事になりましたが、
読んで頂きありがとうございました。



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胃・大腸内視鏡検査備忘録その8~切除したポリープの病理診断を聞きに行く、あと・・今回の私のようなケースは・・~

2019年8月2日㈮。

ポリープ切除して2週間後、
この日に結果説明を聞きに来て下さいとのことで「予約票」ももらっていましたので行ってきました。

切除したポリープの結果は、「良性の腺腫」。

ほっとしました。

大腸のポリープにもいろいろ種類があって、
この「腺腫」というポリープが、
最初は良性であっても、放置していると年数をかけて大きくなる場合があり、
そして悪性になっていくケースがある・・・

大腸がん発症の80%以上?がこのメカニズムのようですね。

私も自分が大腸内視鏡をしようと思ってから詳しく調べていたのですが。

だから、まだ完全に良性である腺腫の状態で切除してよかったと思いました。

検査をした意味は確実にあったと思います。


しかしながら・・・

私の場合、ポリープ切除後にトラブルが発生しました。

今回の私のようなケースは滅多にないことのようですね・・・。


同意書には、

「通常すみやかに止血しますが(ポリープ切除後)、まれに出血が止まりにくいことがあり、内視鏡を用いて止血術を行う場合があります。」

ということは書いてありましたが、

かなり稀なことだろう思っていたし、私の周りでも大腸内視鏡をしてその場でポリープ切除した人を2人知っていますが、

出血? 
全くしなかったよ。

その日の夜から普通で何ともなかった。

と二人とも言っていたので
まさか自分がそんなことになるなんて思ってもみなかったのです。

しかしよく考えると、たった二人の体験談しか聞いてないとも言えます。

とはいっても・・・

そうそうあることではないと思います。

ちなみに、私が検査した病院では
医師が言うには「私が2例目」だそうです。

しかし医師が続けて言われたのは

「うちの病院は検査をする数も知れていますからそうですが、
大学病院とかでは珍しいことではないです。」

とのことでした。

・・・にしても、
2例目はやっぱり少ないですしね・・。

数が知れているとは言っても、
その医師を頼って検査に行く人は少なくないようですから。


手術は小さい手術から大きい手術まで、
リスクはやはりないとは言えないので、
そのためにサインもしなければならないわけですが、

そのサインをしなければ検査や手術は出来ないわけです。


思い切って検査をしてほっとしたのもつかの間、
術後に思わぬハプニングが起きましたが、
でもやっぱり検査してよかったと思います。

自分の体の中を知れたので・・・。

それからひとつ学んだことは、

大腸内視鏡の検査をするにあたり、
病院の選択の基準として。

・切除可能のポリープがあったときはその場で切除してくれる病院
(ポリープ発見したが、うちでは切除出来ませんので別の病院で切除して下さいと言われるケースもある、
それはあんまりだ、また事前の下剤を飲まなければならない。)

・入院施設がある病院 (今回の私のケースのように、入院施設があったからすぐに対応してもらえたし安心出来た。
しかも時間外に出血とかだったら慌てふためくと思う。)

・実際に検査を行う医師と事前によく話し、その話した医師がちゃんと検査をしてくれるのかを確認すること

こんな感じでしょうか。



こんなわけで・・・

長く引っ張りました「胃・大腸内視鏡検査備忘録」でしたが、

医師によると、大腸のほうはまた2、3年後に検査をされるといいかと思います。

とのことでした。

胃も大腸も

また症状がない健診の状態で、2年後くらいに出来たらいいなと思っています。



お読みいただきありがとうございました。



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胃・大腸内視鏡検査備忘録 その7 ~入院4日目(言いたいことはハッキリ言った)・入院5日目(退院)~

入院4日目の7月22日㈪。

朝の食事はついにお粥から普通のご飯になりました。
完食しました。

で・・・
その後、それまではなかなか動いている感じがしなかった腸が動き出した感じでお通じが少しありました。

恐れていた出血。

少しありました・・・・。(´;ω;`)

最初のお通じのときは流さずにトイレから呼んで下さい、
と看護師さんから言われていましたのでそうしました。


看護師さんは、

「うーん・・・そうですねぇ・・・」と微妙なリアクション。

「これくらいなら大丈夫ですよ。」といった感じでもない。


この感じでは退院しないほうがいいかな・・・と思いました。

というか、出血止まってないのに退院したら
それまで入院した意味がない?というか・・

意味がないことはないでしょうが、中途半端な感じで退院しても
また不安を残すだけ・・・と思いました。


そんな気持ちで病室に戻ったとき・・・

私の中で何かがブチ切れました。

前日までのもやもやした気持ちが一気に爆発してしまったのです。


大腸内視鏡の検査をしてその後のリスクはあるかもしれないですよ、
という件に関する同意書にサインはしました。

しかし、私は意を決して検査をしてみようと思ったのは
ここの内科医を信頼していて、この医師だったら頑張って検査してみようか・・・
と思ったからなんですね。

例えば健康診断の便潜血検査で陽性が出て「要精密検査」という結果が出たわけでもなく、

年齢的なことも考えて自主的に検査を受けたわけです。

医師からしたら大したことない、というか当然のことでも

私にしてみれば頑張ったんですよ、大腸の検査って大変なイメージがありましたからね。

それを・・・ですよ。

鎮静剤もかけていざ検査ってときに
いきなり誰かわからない大学病院からきた医師が検査って・・・

すごく悔しかったんですよ。

そこが大学病院とかなら話は別です。

しかしそこはいくつかの診療科目は入っている入院施設もある病院ですが、
個人が経営している病院で、誰がいきなり大学から来た医師が検査すると思いますかね・・・。

最初の診察は私が信頼していた医師だったのに・・・。

もしそういうケースがあったとしても、
それならひとことその日の検査は自分ではないということを伝えてほしかったです。

そしたら検査日を変更したんです、早急にしなければならない検査ではなかったのだから。


そういう押さえていた気持ちが一気に爆発し、

看護師さんに愚痴を言いました。

上記に書いたようなことを。

すると看護師さんが

「そういったお気持ちははっきり先生に伝えられたほうがいいですよ。」と言われました。

だからそうすることにしました。

そしてその日の午後、先生が外来の診療時間の合間に私との話の時間を作って下さるとのことでした。

(私が発言したことはすべて医師に伝えられますからね。)

先生は病室に来られる・・・とのことでしたが、

個室ではないし、もう1人の患者さんに話を聞かれるのは嫌だったので、

出来れば外来で・・・とお願いしました。

そして先生が指示された時間に外来でお話しました。

私は内心腹が立っている部分もありましたが、

ここは感情的にならず自分の意志を伝えようと思いました。


そしてそうしました。


(考えてみると、
すべての医師がこんな風に時間を作って患者の話を聞いてくれるわけではないかもしれないので、
ここは真摯な対応をしてもらったと思っています。)

会話の一部ですが・・・

先生が私に

「担当した医師は技術的にとてもすぐれていて、大腸内視鏡とかそういうことだけではなく、
他のいろんなことにも素晴らしい技術を持っておられます。私が信頼する医師ですのでどうぞご安心下さい。」

という風なことを言われました。

確かにそうなんだろうな・・・とは思いました。
だって個人病院の看板を上げているのに自分が信頼できない医師に変わりをやってもらって何かあったら、
責任問題や病院の評判は自分にかかってくるわけですし。

その辺は理解出来ました。

しかし私は先生のその言葉に対して、
生意気ではあるかとは思いましたが

「はい、それはわかります。
しかし私はこの病院で検査をしようと思ったのは〇〇先生に検査をして欲しかったからなんです。
〇〇先生のことは前から存じ上げていて、大腸の検査をするなら〇〇先生に・・・と思っていたんです。

だから・・・
こういう言い方は失礼かもしれませんが、仮に今回私の検査をして下さったその先生が
〇〇先生より腕が上だと思われるほど技術的にすぐれた先生だとしても、
その先生は〇〇先生ではありません。

私は〇〇先生を頼って来たわけなので、そこは正直すごく悔しかったです。」


と言いました。


それに関しては先生も、

ほんとにそれは申し訳なかったと思います。

と言って下さったし、

反省材料になりましたし、今後の改善策?にもなりました。

と言って下さったので、

多少、メンドクサイ患者と思われても
あのまま黙っていたら今でももやもやして頭に来ていたかもしれないので、
言ってよかったと思っています。

そしてあれだけはっきり自分の意志を伝えたので、
その後は全く気持ちの上でのもやもやは残っていません。


そして救いだったのは、
止血の処置をして下さったのは
私が頼っていた〇〇先生だったということです。

仮に内視鏡の検査をした大学から来た医師が止血の処置をしていてもきちんと処置はしたでしょうが、
気持ちの上で大きく差がありますので・・・。


・・・・・・

そして翌朝、お通じのときに出血がなかったので
ついに退院となりました。


かなり引っ張っていますが・・・

もう一度、続きます・・・。^_^;


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胃・大腸内視鏡検査備忘録 その6 ~入院2日目・3日目~

入院した日の7月19日㈮には1日の入院だろうと思っていましたが、

翌日㈯の感じではその日の退院はないとわかりました。

・・・・となると、次の日は日曜日。

日曜日の退院はどっちにしろ病院の都合から考えてないな・・・と思いましたので、

早くて月曜日の退院だろうな~と思いました。


まぁ・・・この際焦らずちゃんと安心出来てから退院でいいや・・・と思っていました。


家に帰ったところでひとりなんですよ・・・。

ひとりってこういうとき不安なんです。

だからそばに看護師さんがいてくれるほうが私にとっては安心でした。


元気なときはひとりは気楽でいいんですけどね・・。



さて、入院3日目の朝(7月21日㈰)はついに食事開始でした。

食事が開始されたので、点滴も外れました。
ほっ・・・。



食事はまずは五分粥からでした。

楽しみにしていた食事だったのに、
おかずは食べたのですが、五分粥はほとんど食べられませんでした。


次、昼食も五分粥

これもおかずは食べたけれどもお粥はほぼ食べられず。

そして夜は全粥になりました。

全粥になると・・・少しは食べられました。


今まで自分でも気づかなかったけど、

実は私、お粥が苦手なんじゃないかな?と思いました。

考えてみると、お粥って食べたことがほとんどありません。

(雑炊は好きですが。)

よく、風邪を引いたときなど?
お粥を作ってもらって食べる・・・というイメージがTVとかでありますが、
私はそういう経験がなかったな・・・と今更ながら思いました。


去年、子宮摘出の手術で入院したときも
お粥を食べられなかったんです。

術後の関係だと思っていたけど、そういえばおかずは何とか食べてたな・・・って思い出して。

そんなこともあったので

お粥が無理なのかもしれない・・・とはじめて思いました。


私ってけっこう好き嫌いあるんだな・・・とも
改めて思いましたね。^_^;



あと・・・

この日はお風呂に入れました。


前日(入院2日目)にも入ることは出来たのですが、
次の日に点滴が外れるとわかっていたので、
もう1日我慢して点滴外れてからでいいや・・と思いました。


入院3日目のこの日は特に変わったことはなく・・・

食事開始したとは言ってもまだ少量なので、
お通じはまだでした。

トイレに行くたびにビクビクする・・というのは変わりなかったですね。



それから同じ病室の方ですが。

年齢的には私より多分10歳以上は年上で、
話し方など落ち着いた感じで、話していて心地いい方でした。


それに多様な趣味を持っていらして、普段はあまり聞けないお話を聞けたりして
楽しかったです。



明日は退院できるのかなぁ・・・・と思いつつ、

でもちゃんと安心出来てから退院したかったので

一刻も早く退院したいっといった気持ちはなかったです。

その理由は先にも述べたとおりです・・・。

それに経過観察のために入院であり、

特に痛いとか苦痛とかないし、治療とかの必要もなかったですしね。


ただ・・・

思い切って検査してなんでこうなるわけ?という気持ちはなかなか払拭できず、
もやもやした気持ちでした。



続きます・・・・。


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胃・大腸内視鏡検査備忘録 その5 ~入院1日目・2日目~

続きです。

さて、内視鏡で止血の処置が終了後、
ベッドに寝たまま病室に運ばれました。

病室は2人部屋でした。

先生から絶食宣言のあとは、
点滴をしてもう安静にしているほかありません。

絶対安静というほどではなかったでしょうが、
入院生活で楽しみと言える?食事もないわけだし。


あとは、ちゃんと出血が止まったか
内心トイレ行くたびにビクビクでした。


あ・・。そういえば・・・。

止血が終わって病室に戻ったとき、

看護師さんが言いました。

「あ・・・だいぶ顔色がよくなりましたね。
最初ここに来たときは、唇の色がなかったので・・」

と。

そうだったんだ・・・と思いました。

貧血になっていたのでは?と看護師さんは心配してくれたのでしょうが、

私が思うに、心配のあまり顔面蒼白になっていたのかもしれません。


そうこうしているうちに・・・


息子夫婦が来てくれました。
ビックリしましたがとても嬉しかったです。

まさか来てくれるとは思ってなかったですしね・・。

そもそもそんな状況だと伝えてもいなかったですし。

母が伝えてくれたそうです。

迷惑かけるな・・・と思いつつ、
やっぱり嬉しかったです。

自分でも入院の準備はしてきましたが、
急なことだったし、1日の入院のつもりで準備していましたので不足しているものはありました。

すると、何か必要なものはないかと聞いてくれたので
多少遠慮しつつも甘えてお願いしました。


助かりましたし、何より心強かったです。


そんなこんなで夜は更けていきました。

何だか・・・

まだ2週間とちょっと前の出来事なのに、
その日の夜の気持ちはあまり覚えていません。

ただ記憶にあるのは、
息子夫婦が思いがけなく来てくれたことが嬉しかったことと、

あとは、ちゃんと問題なく処置は出来たのだろうか?
このまま時間とともに治るのだろうか?というような不安な気持ちで過ごしたように思います。


その日の夜は・・

よく眠れたとは言えなかったけど、
特に痛いとか苦痛もなく、問題なく眠りました。


そして翌日。

2019年7月20日

先生が、朝の回診に来られました。


先生「どうですか?」

私「出血はないです、でもお通じないから出血があるかどうかわかりません。」

先生「食べてませんからね。」

私「お通じなくても出血するときはするんですか?もし問題あれば。」

先生「出血=排便時ということではないです。
出血するときはします、しかしもう可能性は限りなく低いです。

それからあとで貧血がないかどうか血液検査をしますね。」←前日出血したため。

私「わかりました。で・・今後、お通じあったとき少し出血しても大丈夫ですか?」←(出血にかなりビビってる私(^^;。)

先生「止血はしましたが、最初に出血したときのものが残っていてその残ったものが出てくる程度はあるかもしれません。
しかし、まず大丈夫だと思います。」

私「そうですか、わかりました。」


ということで・・・
その後採血。


その日は土曜日でしたので、
外来の診察が終わってお昼過ぎ頃でしたか、
再度先生が来られ、

「貧血がないか検査をしましたが問題ありませんでしたので治療とかは必要ないです。」とのことでした。

この貧血の有無を確認出来たのは、

胃と大腸の検査をするにあたり、健康診断の目的で血液検査も同時にしていたので
その数値と比較出来た・・というわけです。



先生「で・・食事をどうするか・・なんですよね・・」(夜から食事開始するかどうかって意味だと思いました)


私、内心・・・

お腹は減ったけど、油断?してまた心配なことにはなりたくないし・・・。
だからそれは先生が決めてくれよ・・・。

と思いましたが、

私「そうですねぇ・・・でも無理はしたくないです・・・。」

先生「そうですね・・では日中は様子をみて、退院もあせらずに・・・ということにしましょうか。」

私はこの言葉で、今日も夜まで食べられないか・・と思うと思わず

病室から去っていこうとしている先生の背中にすがるように聞きました。

「先生、プリンとかゼリーも食べちゃいけませんか?」と。^_^;

すると先生は

プリンやゼリーなら大丈夫ですよ。と笑顔で言われました。

やったー!と内心、私。

いや・・・普通にお腹減りすぎでしたもん・笑

その後・・・
息子から連絡あり
「何か必要なものはない?」とのことだったので、

迷うことなく

「あ、、じゃあプリンとゼリーお願い出来る?それなら食べていいってことなの。」と言いました・笑


プリンとゼリーがいいのなら
ジュースも飲んでいいのかな・・・と思い、
看護師さんに

「先生にプリンとゼリーOKと言われたんですが、
ジュース買って飲んでいいですか?」と聞くと

「りんごジュースとかなら大丈夫ですよ」とのことで・・・

すぐに一階にある自販機にりんごジュース買いに行って飲みました。

私は普段、ジュースというものを一切飲みません。

何か制限してるとかではなく・・・
ただ単に好まないんですよ。

私が飲む飲み物は、
コーヒー、水、お茶、スポーツドリンク、ビール(笑)です。


ですが・・・

この日に何年振りか?に飲んだこの甘いりんごジュースは
涙が出るほど美味しかったです。(ちとおおげさな表現ですが)

いや。ほんとにそれほどおいしかったんです。


・・・・

ちなみに。

退院してから診療明細をみたのですが、
貧血がないかどうかの採決時には、

抹消血液一般とCRP(体の中で炎症が起きているかどうかの検査でしたよね・・確か)
も調べてありました。

ふむふむ・・・なるほど・・・と思いました。




続きます・・・・。


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胃・大腸内視鏡検査備忘録 その4  ~検査終了して帰宅するも、まさかの入院~

2019年7月19日㈮。

切除適応と思われる大腸ポリープがみつかって切除することにはなりましたが、

全体的にみて、

検査するまでは大丈夫かなぁとちょっと心配だった胃の方も問題なかったし、

大腸の方も小さいポリープだったし、
内視鏡切除で治療終了であり悪いものが見つかったわけではないので、

「よかった~」とひとまずほっとすると同時に、

思い切って検査してよかったな~と思いました。


そして病院を出てスーパーに寄り買い物をして、
帰宅後、ほっとしたからか急にお腹が減ってきておにぎりを食べました。

そしてその後すぐに異変は起きたのです。

トイレに行くと・・・

まさかの下血・・・

「え?」と思わず声が出ましたね。

たまたま?

ともう一度トイレに行ってみる・・・

やはり出血・・・

そして次は更に出血の量が増えた。

ほっとしたのもつかの間とはほんとにこういうことだと思いました。

病院に電話。

看護師経由で医師へ連絡。

「今から来てください。」とのこと。

出血したのはビックリでしたが、それが先生がまだいらっしゃる時間帯でよかったと思いました。

それと、

「しばらく様子みて下さい。」などと言われたらどうしよう・・・とも思っていたので、

「今からきてください」との指示はひとまず安心しました。

おにぎりをほおばりながらささっと準備し、すぐに今度は自分で運転して病院へ。

最初医師は、

「同意書にも書いてあったとおり、術後の出血もありますよってことです。
そういうこともあるので基本的にポリープ切除したときは一泊入院して頂くということになってるんです。」

と、そんな感じのことを言われたと思います。

なので私は、

「入院するのはかまいません。
むしろ、この状態で家に帰るのは怖いので入院します。」

と言いました。

医師は部屋の空きを確認し、入院することになりました。

慌てて病院に戻ったそのときには入院になるとは思っていなかったので
当然入院の準備はしておらず、

それからまた家に戻り入院の準備をして、病院へ行きました。

何ていうか・・・
去年、子宮頚部上皮内癌で入院を経験していますので、
少し入院することに慣れていたというか・・・
あまり抵抗がなかったというか・・・

いや、入院になど慣れたくなんかないですけどね。^_^;


そして医師が病室に来られて・・・

「せっかく入院されたんだし、再度内視鏡でみてみましょうかね?」

と言われました。

いや。。。当然やろ・・・と思いましたけど。

だけども私。

「あ、でも先生、私、おにぎり食べましたけど。」

医師。

「大丈夫ですよ、まだ腸まで届いていませんので」とのこと。

それから再度内視鏡室へ。

鎮静剤なしで内視鏡を入れましたが・・・

やっぱり私が検査してほしかったその医師、上手なのかな・・

あまり痛くなかったです。

そして

「あぁ・・・これはそこそこしていますね。(出血が)」と冷静を保ったような態度でしたが
実はビックリしてるんじゃ?と感じました。

だってモニターでみる私の腸の中は・・・
すごい出血でしたもん・・・・。ふぅ・・・思い出すと怖い。

あとは出血の箇所をさぐり、やはりポリープ切除したところからの出血と判断し、
クリップというもので止めて止血完了しました。


あ、止血する際には鎮静剤を使われました。

しかし眠るとかぼーっとすることはなく、
完全に意識はあるんですよね~これが。

痛み止めとしては少しは効いているんでしょうけどね。

で、無事止血完了後。

先生の看護師さんへのひとこと。


「絶食ね。」


まじか・・・と内心私。

考えるとそうせざるを得ないことはわかっていても、
お腹が痛いわけでも具合が悪いわけでもなかったので、

まーだ食べられんのかいっ!
とほほ…(T_T)
という気持ちがそのときの率直な思いでした。笑

その後・・・

医師は病院に来てくれた私の母に

「早くに来てもらってよかったです。」と言われたそうです。

早急に止血の処置が出来て・・ってことでしょう。


うーん・・・
結果オーライですが・・・

いろいろ考えると怖いですね。


ちょっと長くなりすぎましたので
一旦このへんで・・・。


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