子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

手術当日

時系列がちょっとずれましたが、

12時45分に麻酔開始で、オペは1時15分~30分開始と言うことでした。

お昼頃に看護師さんがオペ用の服の着替えにこられるのかぁとぼーっと過ごしていましたが、
11時頃に、「ちょっと早いですけどバタバタしないように、お着替えいいですか?」
と来られました。

うわっ、いよいよかと
緊張感と怖さでいっぱいになりました。


さて、12時40分。
歩いてオペ室へ移動します。
母が付き添ってくれました。

手術室の前の通路の前に更にドアがあり、母とはそこでBYE-BYE。
このときなんか涙が出てきました。

ついにこのときが来たのかと言う怖さや、子宮と卵巣BYE-BYEの気持ちだったのでしょうか、自分でもよくわかりません。

でも泣いてるのをオペナースさんに見られるのは恥ずかしいのでグッと堪えました。

オペナースさん2人がそれぞれ名前を言われ、オペ室に入る前に私の名前の確認と、手の甲に「子宮」とマジックで事前に書かれていたものを確認されました。

私は何故か、子宮の文字が「こみや」と頭に浮かび、子宮って何でこんな字を書くのかなぁ?と考えてました。
(そんなときに何で?笑)

必死で堪えた涙でしたが、オペ室のドアがガラーッと開いたとき、また込み上げるものが。

しかしそれも一瞬。
オペ室にすでに先生が椅子に座って待機されていたのにはビックリしました!

ドクターXの大門美智子みたいに、麻酔が完了してからドクターが入ってくると思ってました。

あ!先生!と私。

ヨロシクお願いしますと改めて頭を下げました。

さて、まずは硬膜外麻酔からです。
例のごとくフカフカの手術台に横向きで寝転がります。
前に円錐切除の手術をしたときは、脊椎麻酔?で、同じように腰?背中?に針を刺すのですが、前回の脊椎麻酔は全然痛くなかったので、今回も痛くないと思っていたのですが。。

これが痛い!
しかも長い!
早く終わってー(´;ω;`)と思ってました。

その後は上を向き全身麻酔のマスクを装着されます。
わたし的に、もう少し心地よい眠りにつくのかと想像していましたが、けっこう眠らされてるーというちょっと嫌な感覚がありました。
(こんな表現でわかりますかね?(^^;)

で、よくブログで見かけるのは、眠ったと思ったら次の瞬間、~さーんと起こされたということでわたしもそうかな?と思っていたのですが、わたしの場合はなんか長い夢を見ていて(何の夢かは思い出せない)夢の途中で、「終わりましたよー」と声をかけられました。

ん?!と一瞬何が起きたかわかりませんでした。

次に、何時ですか?手術の時間は?
とオペナースさんに聞きました。

3時45分です。
手術の時間は2時間15分くらいでした。

と答えてくれました。

その後は、待ってくれていた家族に先生からの説明があり、私は病室へ運ばれました。

目覚めたときお腹は痛くなかったです。
それだけでもスゴいです、硬膜外麻酔の効果ですものね。

一昔前はそういうのなかったのだろうから、それ考えるとゾッとします。

(私が昔、卵巣嚢腫の開腹手術したときはなかったはずだよなぁ。もう忘れたけど痛かったろうなぁ。)

あとは、からだがブルブル震えました。
これは全身麻酔後の何とかって現象だそうです、そうなる人もならない人もいるみたいです。

口には酸素マスク(しばらくして鼻のやつに変えられましたが)、背中には硬膜外麻酔、足には血栓防止のフットポンプ、尿管、手には点滴と、いくつものものが繋がっており、痛みはおしりの奥が痛かったのと、尿管の違和感というか痛みも少しありました。

あとはもうろうとして、声はかすれてるし、
家族が私の顔をのぞき込んでるなか、わたしはただ
起きては寝て、少し起きてはまた寝ての繰り返しでした。

なんとも言えない感じでした。

見守ってくれている家族に

こんなに辛いとは思わなかった~
健康がどれだけありがたいかって思うわ~

と弱音をはきました。

うんうん、そうね。

とみんなして8時過ぎまでいてくれました。

ほんとに有り難いものですね。


で。
その日も辛かったけど、
ホントの痛みはその日ではなかったのです。

続きます。



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