子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

わたしの婦人科人生 その3 ~卵巣嚢腫、手術へ。そして今度は子宮筋腫~

前回の続きです。

(↓前回の記事です。)
わたしの婦人科人生 ~その2 卵巣嚢腫と診断されドクターショッピング?~ - 子宮頸がん検診で引っかかってからの日々


それから数年、定期的にSクリニックに通いました。

行くたびに、

大きさは変わってないね~。
このまま様子をみましょう。


とのことでした。


ただ卵巣嚢腫で怖いのは、捻転(ねじれること)の可能性もある、
ということでした。
小さい卵巣嚢腫には起こりにくいようですが、
私の場合、鶏卵くらいかやや小さめってことで5㎝くらいだったのでしょう。

となると、捻転の可能性も否定出来ない。
そうなると下腹部激痛だそうです。

しかし、即座に手術という大きさではないし、
私も痛みがあったりしたわけではなかったので
先生としても手術しましょうと踏み切れなかった?のだと思います。

そういったいろんなことを加味したうえでの経過観察でしたが・・・。


私はそろそろ二人目を欲しくなっていました。
だけどなかなか出来ない。

卵巣嚢腫が邪魔をしているんじゃないか?
とも考えるようになりました。

だけど手術は怖いしな・・・
出来ればしたくない・・・という気持ちで通い続けていましたが、

そんなある日。

先生が突然、

〇〇さん、もう手術しようか。
長いこと経過観察してきたけど、
この先もずっと心配しながら生活するより、
もういらないものは取ってスッキリしたほうが良いかなぁ。

と言われました。

そのタイミングは、私の思いと一致しました。
不思議なことに。

その日の診察で、先生から言われなくても相談しようと思っていたんです。
このまま手術せずに経過観察で大丈夫なのでしょうか?と。

だから先生にそう言われたときは
背中を押してもらった感じで気持ちがスッキリしていたのを覚えています。

当時は開腹手術の経験など当然なく、
それに対する不安は、今回、子宮頚部内癌で開腹手術したみたいに
手術そのものへの不安はなかったです。

全身麻酔で寝てる間に終わる。

そういう風にしか考えてなかったので逆に気持ちが楽でした。

しかも先生が

大丈夫、僕に任せて下さい。
〇〇さんは大船に乗ったつもりでいてくれたらいいから。

そう言って下さってさらに手術への不安はなかったです。

今思うとなんて心強いお言葉・・・。

さて、そう決まったら話は早かったです。
あれよあれよという間に手術の日が決まり、
Sクリニックには入院施設はなくて、
手術はS先生専属?の総合病院があって、そこで入院、手術となりました。

今だったら腹腔鏡下手術で出来るのでしょうが、
当時は開腹手術でした。

手術は、卵巣の腫瘍のみを核出し卵巣の正常部分は温存するとのことでした。
卵巣嚢腫核出術)


当時のこの手術での入院期間はたしか・・・
3週間だったと思います。(昔は入院期間長かったですね。)

しかし、術後一週間ほどからとにかく夜なかなか眠れないことが辛く、
先生に頼んで、経過も良かったし、2週間ほどで退院させてもらいました。

このときの手術のことは、

・手術としては1時間もかからなかったこと、
・麻酔から覚めたとき、寒くてぶるぶる震えたこと、お腹が痛かったこと
(震えは今回の手術後もありましたが、術後の生理現象でシバリングというそうです。)

・手術当日の夜とても辛かったこと (どんな風に辛かったかはよく覚えていません。)
・術後2日目くらいから吐き気で食事がとれなかったこと

記憶としてはこんなものです。

長い年月が経つと、忘れるものなんですね。

しかし今思うと、術後にお腹が多分すごく痛かったという記憶から・・
硬膜外麻酔の併用はなかったと思われます。

・・・考えただけでぞっとします・・・。

母が夜通しそばにいてくれたような・・・。
それも昔だったから出来たことかもしれませんね。

そして卵巣嚢腫の病理検査の結果は良性でした。

手術は無事終わりましたが
それからしばらくは検診で、
あとはたまに下腹部痛とかあったりして
なんだかんだでSクリニックとは縁が切れませんでした。

卵巣の疾患に2度もかかったので卵巣のことばかり気になっていましたが、
今度は、ちょうど40歳のとき、まさかの子宮筋腫がみつかりました。

もうあのときはものすごくショックでした。

小さい筋腫が2、3個あるね~

とサラッと。

小さいし特に月経過多の症状もないならそんなに気にすることはない。

と言われましたが・・・。

それからまた半年に一度、今度は子宮筋腫の経過観察として
通うことになったのです。



もう少し続きます。



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