子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

わたしの婦人科人生 ~その1~

ちょっと大げさなタイトルですが。^_^;

今回婦人科の手術をしたことで、
昔のことをいろいろ思い出していました。

ホント、昔から婦人科にはずっと何だかんだでよく通ったなぁ・・・と。
そして最終的には、子宮と両方の卵管卵巣を失い、
まさかこうなるとはなぁ・・・なんて考えていました。


しかし逆に言えば、
それだけ婦人科系が弱いってことだったのだろうから、
こうなってもおかしくないのかもしれません。


・・・そんなわけで、
ここでちょっと昔話といいますか、
私の若いころからの婦人科受診の経歴を書いてみたくなりました。

前にも書いたと思いますが、
私にとって婦人科は20代の頃から切っても切れない仲でした。

はじめて婦人科に行ったのは20歳になるかならないかの頃だったと思います。

もう30年以上も前のことなので記憶が間違っている部分はあるかもしれませんが、
記憶のあるままに書いてみたいと思います。


はじまりはいきなりの下腹部痛。
まさか婦人科に関することとは思わず、内科を受診しました。

しかし、内科ではいまひとつ原因がわからない、
激痛に近かったので、医師は盲腸を疑われましたが、
どうも盲腸でもなさそうと首を傾げられたように思います。

そして血液検査をして、結果は翌日、何かあったら電話します。
ということでその日は帰宅しました。
痛み止めの薬か何かをもらったのかもしれません、
その辺は記憶にないのですが。

そして帰宅して、数時間後。
その内科から自宅に電話がありました。

血液検査に異常が出ています。
体のどこかで炎症が起きている可能性が高いです。
再度来院してください。

そんな感じだったと思います。

そしてその電話と同時くらいにトイレに行ったとき・・・

生理の時期でもないのに、いきなり出血がありました。
生理のような出血ではなく、潜血でした。

ビックリした私は、
その内科に電話し出血したことを話すと、

婦人科系の炎症かもしれません、婦人科を受診して下さい。

とのことで、どこの病院に行ったらいいかもわからない私に
どこどこの病院がいいと思います、
と今からでも受け付けてくれる総合病院の名前を言われました。

母はその頃、まだ仕事中だったのですが
電話して一緒にその総合病院へ行ってもらいました。

問診をして・・・
はじめての婦人科の内診台での診察は
恥ずかしかったという記憶よりも、痛かった記憶のほうが大きいです。

ただでさえ激痛で、しかもはじめての内診台。
力が入らないはずがないです。
そのときの先生は、穏やかな先生だったと思います。

そして診断は、

卵巣出血。

当然、はじめてきく病名でした。
医師からの説明はあったはずですが、
何が何だか当時の私には理解出来ませんでした。

そしてそのまま私は入院となりました。

卵巣出血って何だろう?
悪い病気なんだろうか?
手術とかしなきゃいけない病気なんだろうか?

今と違いネットで調べる術もなく、
点滴をしながら、とても不安な夜を過ごしたことを覚えています。

母に頼んで、
当時勤めていた会社に電話でその旨伝えてもらいました。

今と違ってケータイがない時代です。
公衆電話にかけに行くことは出来ませんでした。


そして一夜が明け、病室に先生が来られました。

このまましばらく入院して様子をみましょう。
しばらく点滴をしたら落ち着いていくと思います。

そんな感じだったと思います。

手術とかしなくていいんですか?!

と私は質問しました。

先生は、それはないです。

とのことでホッとしました。

翌日の夜、会社の上司がお見舞いにきてくれました。
上司は男性だし、婦人科の疾患で入院している私に
かける言葉もみつからなかったみたいで、
私も何か申し訳ない気持ちになりました。

そして入院期間は1週間ほどだったと思います。

症状も落ち着き、診察して問題なかったことから
退院となりました。

そしてその後は卵巣出血という病気にはなりませんでしたが、
次に私を待っていたのは、卵巣嚢腫でした。


続きます。


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