子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

子宮頸がんをめぐっての男女のはなし。

あるサイトですごくショッキングな記事を目にしました。

その内容は・・・。

ある夫婦のことなのですが、

奥さんにある日子宮頸がんが発覚。

奥様はご主人にそのことを告げたそうです。

そしたらそのご主人。

心配するどころか奥さんを侮辱したような目で見られたそうです。

そして子宮頸がんと告げられ悲しみと不安のどん底であったであろう奥様に対して放った言葉は信じられないもの。

「キミは職場の男と飲みにいったりしているし、そういうことがあっても自業自得なんじゃないのか。」

というような内容・・・。

信じられません。

要は、その旦那、奥さんの浮気を疑っており

あげくの果ては

「浮気したんだから、俺の手助けを受けようなんて思うなよ。」

とまで言ったそう。

自分も子宮頸がんとかかわった1人として、腹が立ちました。

結局は、知識がないからそういうことが言えるんですよね。

というか、知識云々よりもまずは奥様が子宮頸がんになられたっていうのに

まずはそこですか。って話です。



その旦那の言い分は

・自分は健康だからそういうウィルスには感染していない。
    ↓
・よって妻の子宮頸がん発症は浮気によるもの。

という発想だったようです。

HPV感染というものの意味を理解していないからそういう発言になるんですね。

いや、それ以前に人としてどうよって問題だとは思いますけどね。


それにしても、そんなことをご主人に言われた奥様の気持ちを想像すると胸が痛みます。

結局、離婚されたようですが。


思うのは、

子宮頸がんの原因が「HPVの感染によるもの」ということが判明し、

子宮頸がん発症までのメカニズムがわかったことはとても良かったと思います。


しかしその一方で世の中が「性交渉での感染」というところにだけ敏感になり、

性交渉の経験がある人なら誰にでも感染する可能性があるありふれたウィルスだけど

そのほとんどの人が自然に排出できるからわからないだけで、

排出出来なかった持続感染者の中でもごく一部の人が病気を発症してしまう、

ということを知らないから、子宮頸がんに対する偏見は未だに続いているのですね。

持続感染者=そういうことにアグレッシブな人と勘違いされているという風潮があるみたいですね・・。

全然違うのに!

知らない・・ということに関しては仕方のないことだと思います。

自分がこの病気と関係してこそはじめて必死で調べるわけだから、

私だって子宮頸がん検診でずっと異常なしだったら、

いろんなことを知らなかったと思います、調べる必要もないわけですし。

だからって、子宮頸がんになった人に偏見は持たなかったと思います。

てか、持つわけないですよ。
だって自分だってそういう行為は経験あるんですもの。


なんかちょっと熱くなってしまったかもしれません。^_^;



さて、今日も元気出していくとします。(^^)



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