子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

2019年1月21日 術後7ヶ月

昨日は「腹式単純子宮全摘術+両側付属器切除術」の手術をしてから

ちょうど7ヶ月目でした。


あっという間の7か月・・とも思うけれど

いろんなことがあって今なんだよなぁ・・・とも思います。


そして最初にクリニックで細胞診の結果を告げられたときからのいろんなことを思い出していました。

繰り返しの内容の投稿になるとは思いますが、

私は、最初の細胞診でクラスⅤ(SCC)と告げられ

その日、クリニックから出たときの外の風景は

今までと同じなんだけど、周りの音が消えてしまい自分だけの世界に入ったような・・

道行く周りの人々が別世界のように思えました。

変な表現かもしれませんが。


いろんなことがありました。

その後大きい病院での医師との出逢い、医師への不満や不信感、

だけども最終的にはその医師のことが理解できた、

ということなど・・・。

目の前に自分に課されたことを

ひとつひとつ、家族や友人に支えられながらこなしてきました。

結果的に私は、最初の細胞診ではクラスⅤだったのにもかかわらず

組織診→円錐切除(検査目的)の結果

高度異形成~上皮内がん(CIN3)ということでした。

そしてその後、主治医から

「このまま様子をみるか・・・子宮摘出するか・・・」という話をされました。

主治医としては、子宮摘出をすすめるとのことでしたが。


わたしの中で手術への決断に迷いはありませんでした。

それは私がもう50代という年齢で閉経していることも決断の理由のひとつだったと思います。

とはいえ、手術までそれから1ヶ月以上ありましたので、気持ちが揺れることが少しありました。

それで昔からのかかりつけの先生に相談に行き、
気持ちは確固たるものになりました。


そして2018年6月21日に単純子宮全摘術の手術を受けました。



あと、上皮内がんなのになんで卵巣までとったのか?という質問をされたことがあります。

質問をされたときは正直言って少し動揺しました。

でもその人にとってはただ素直な疑問だったのでしょうし、

人それぞれの考えがあると思います。

この件に関してはまた次の機会にでも書かせてもらいます。


話を戻しますが、

この段階でみつかって本当に不幸中の幸いだったと思います。

しかし一方で、私の周りには私のような経緯をたどって子宮摘出の手術をした人はおらず、

みなさん子宮頸がん検診に行っても異常なしの人ばかりなので

なんで自分が・・という気持ちはありましたね。


だけど今は本当にこれですんでよかった・・という気持ちです。



あと・・・

このブログのことですが、

最初はブログ村に参加しつつも、違うカテゴリに参加していました。


高度異形成~上皮内がんという診断の私にとって

「子宮頸がん」というカテゴリに参加していいのかなぁ?と

いつもの考えすぎる性格の私は思っていまして。

それで違うカテゴリに参加していたんですね。

だけど、あるとき思い切ってこのカテゴリに変更しました。

そしたら、いきなりたくさんの方々に読んでもらえるようになりました。

私にとってブログとは

やはり誰かに読んでもらいたい・・・という気持ちではじめたものでした。

自分の備忘録として、というだけの目的なら

日記帳に書くので充分だと思うのだけど、

聞いてほしかったんです、寂しかったし、何だか孤独だったし。

だから、読んで頂くようになってすごく嬉しかったです。



今では他愛もないこんなブログではありますが、

よかったら今後ともどうぞよろしくお願いします。




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