子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

術後1年

検診その1、その2という記事を書いていましたが、

その3はちょっと後回しにして・・・・。


今日は、腹式単純子宮全摘術+両側付属器切除術の手術からちょうど1年です。

「腹式単純子宮全摘術+両側付属器切除術」

これで合ってるかな・・・。

退院前に、担当医のN先生がメモ的に?術式を書いてくれたんです。

今は覚えてても、そのうち忘れるからって・・・。

忘れるもんかってそのとき思っていましたが、
先生の言う通りですね・・・
だんだん怪しくなってきましたのでね・・・。



ちょうど1年前の今頃は、

手術が終わりまだもうろうとしたなか、
家族が私の顔をベッドサイドでのぞき込みながら?

そしてみんなが帰って行った時間だったと思います。


あの日が1年前とは・・・

この1年は早かったです。

その後の出来事・・

たとえば、息子の結婚式前のいろんな出来事とかもあったのですが、

その出来事のほうがもっと前のことに思えたりします。

どうしてなんだろ・・・。


退院後に書いた日記を久しぶりに読んだのですが、

退院6日目に、家の周りの掃除をしたとか書いていて

へぇ・・・もうその段階でけっこう元気やん・・と思ったりしました。


手術当日のこと、

そしてそれから数日後に、
体に繋がれていたいろんなもの(フットポンプ、点滴、背中には硬膜外麻酔の針、尿管)
がすべて外れ

体に何も繋がれずにベッドに横になれた日の夜のことは忘れません。

今まで普通に寝ていたことも、
その日はそういう普通のことがどれだけ有り難いかと涙が出る思いでした。

そして久しぶりに数時間続けて眠れた日でもありました。


個室に入院していて、

その病室からみる景色がとても綺麗でした。

港の近くで、海や船をぼー・・っと眺めていました。


夜になると、灯りが綺麗で・・・

うとうとしか眠れない夜は、朝になるのが待ち遠しかったという記憶です。

朝5時に看護師さんが検温と血圧を計りに来ると安心していたように思います。



あのときみた綺麗な景色は

今はスマホのアルバムに保存した写真でみています。


これから先も・・・

元気でスマホの中で
その写真をみて懐かしんでいけたらいいなと思います。




・・・・・


何だか、思いっきり浸ったような内容になりましたが、

こういう事は誰かと話すこともないので

ブログで思いっきり書かせてもらいました。^_^;


最後まで私の独り言を読んで頂きありがとうございました。


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半年ぶりの検診~その2~

前回の記事の続きです。

5月28日に半年ぶりに検診に行ったとき
今までの担当医(N先生)から女性の医師に変わっていたことを書きましたが、

いきなり先生が変わっていて
戸惑いながらも診察室に入ったとき、

「〇〇です。よろしくお願いします。」←(診察室に入ったときはフルネームで名乗らなければならないことになっています。)

とまずは私が言ったとき、
その新しい医師(以下、М先生と書きます。)は私のほうを見てくれませんでした。

なので正直、最初の印象はあまりよくなかったです。

で、その後は・・・


М先生・・・N先生が3月いっぱいで辞められましたので、後任として担当させて頂きますМと申します、よろしくお願いします。

と、そのときはじめてこっちを見てくれました。


そしてМ先生はこう続けられました。

今から診察し、検査をしますが、
その検査結果に問題がなければ
上皮内がんだし、
子宮も卵巣も取っておられるし、
上皮内がんは5年も6年もみる必要はないので、
それで婦人科は終了となります。

まぁ、今後、70、80とかなったときに
老人性膣炎というものになる場合もありますので、
気になることがあれば、近所のクリニック等に行かれていいと思います。



おおまかこんな感じでした。

その後、診察。

最初、感じはあまりよくないな・・・やはり上からなんだなぁ・・・医師って・・

と思ったのですが、

この診察に関しては、ある意味感動しました。

私は、若いころから婦人科のトラブルが多くて、
婦人科での内診は何度となく受けてきましたが・・・

このМ先生みたいに全く内診が痛くなかったのははじめてと言っていいと思います。

前までの医師のN先生の内診はなんだか今まででもいちばん荒かったんです。

ちょっと表現があれですが・・・m(__)m

あの器具で思い切り膣部を開いて、ぐいぐいされて・・・って感じでした。

でも名医と言われる先生だしな・・・
こんな風にしないとよく見えないのかな・・

とか思っていました。

そしてN先生の内診のあとは少しのお腹の痛みもあったのです。
N先生に限らず・・・かな・・。

(NとМで紛らわしいな・・・^_^;)


が!
М先生は器具を入れ、洗浄するときも、
その後のお腹を押さえる内診も全く痛くなかったんです。

内診が終わったあとのお腹の痛みも全くなかったですし。

これって・・やはり丁寧さとか、上手さなのかな?とか、
同じ女性だからなのかな・・・?


よくわかりませんが・・・。


内診の後はまた少しお腹痛くなるのかな・・と今回は覚悟?していたので
ほっとしたというか、嬉しかったです。



いやぁ・・・
あんな風に優しく丁寧にしてもらえば、みじめな気持ちにもならずにすみます。

・・・・って今書いてて気づきましたが、
私にとって手荒と思える内診は
なんだか少しみじめな気持ちになったりしてたのかな・・・と。

この気持ち・・・
何となくわかっていただけると嬉しいです。^_^;



あっ。でもそういえば・・・。

このМ先生。
内診の前に、内診台のカーテンの向こうに来られると開口一番。

「あら~傷、けっこう残ったわねぇ!」

でした。(-_-;)

自分でもまだなんか生々しいなぁ・・とは思っていましたが、
人と比べて傷の治りが悪いんだ・・・と、そのとき改めて思いました。

驚いたようにそう言われたのだから、
他の人より傷が残っていたのでしょう。

体質の問題かもしれないですね・・・。

しかし・・・同時に思ったのは

わたしのお腹を切ったのがご自分であっても
同じことを言われたのかしら?

ってことでした。

うーん・・

他の医師がした手術だから言えたことで、

「私が切ればそんなに傷残らずにすんだのに」

みたいにちょっと聞こえてしまった私は

相当ひねくれてますかね。^_^;



・・・またまた長くなってきたので、一旦ここで今日は終わりにします。

わたし、自分の前の記事をみて、

「ああ、あのときはそうだったんだ~」などと思うことが多いんです。

そのときの先生とのやりとりや自分がそのとき感じたことって

意外と忘れているんですよね。

だから事細かに記録していきたいと思うので、

あえてくどくどと書きます。^_^;



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半年ぶりの検診~その1~

少し前になりますが、

5月28日㈫、半年ぶりの検診に行ってきました。

そしてそのときに細胞診(膣断端)をしたのですが、
その結果を聞きに今日また行ってきました。

結果を聞いてからブログを更新しようと思っていたんです。

良い結果を聞いてから書こうという・・・
どこか・・・願掛けのような気持ちもあって。


結果は、「NILM(クラス1・2)」でした。

よかった・・・。

ほっとしました。

大丈夫だろう・・・と思ってはいても聞くまではやはり不安でした。


前回の検診のとき郵送でもOKとのことでしたが、

私は直に先生から聞きたいタイプなのでまた来ますと予約をとっていました。




今日は先生といろんなお話が出来ました。

・・・というか。

なんと・・・


5月28日に検診に行ったとき

主治医の先生はやめられていて?
いきなり先生が変わっていてビックリしました。

こういった大きい病院ではそういうことは珍しくないのでしょうが、

とっつきにくく質問しにくいN先生でしたが

私としては会うのは楽しみでした。

なんというか・・・

やはり自分のお腹を切って治してくれた先生に対する気持ちというのは、

なかなか言葉でうまくは表現出来ませんが

子宮頸がんの細胞診で引っ掛かってから、

医者と患者の立場ではありますが

それからのいろんなことを共有してきたと思っているので

私にとっては大切な存在だったと改めて気づいたんです。

先生に会ったら、体のこと以外で近況を話したいことがありました。

私自身も元気になったことを話したいし、

医者だって、自分が手術した患者が元気で日常を送っている話を聞いて悪い気持ちはしないと思ったから。


だから、そういう意味でも報告も含めて先生に会うのが楽しみだったんですけどね・・・。

まさかやめられているとは・・・。

寂しかったというのが
そのときの率直な気持ちだったと思います。

まぁ、前回(去年の11月)の検診のとき

「来年は午前中しか診察しない」ということを仰っていたので

何か勤務体制?が変わるんだろうな・・とは思っていましたが。


で、引継ぎの先生は女の先生でした。

この先生は、手術には立ち会われていないようですが

術後に3人チームでフォローする際のひとりの医師でした。

その先生は覚えていらっしゃらなかったようだけど、

当然私は覚えていましたから。

術後に何度か経過をみにこられてお話もしましたしね。


で、今回こういったカタチで診察してもらったことで
いろいろと感じたこともありました。


そのことは・・・

今日は長くなったので

また次に書きたいと思います。



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ブログ1年。

このブログをはじめて今日でちょうど1年になります。

最近は更新もしていなかったですが、

数日前からブログ1年の日には「1年経ったんだな。」という気持ちも込めて

ひと言でも書きたいと思っていました。

去年の4月の頭にクリニックで「クラスⅤ」と言われ、

しばらくは「無」になった感じで

ずっと書いている日記も白紙状態となりましたが、

やっと一歩を踏み出してブログでも書こうか・・・・と思えたのが
それから2ヶ月近くが経った去年の今日でした。


そのときの気持ちを思い出し・・・

ひっそりと

ブログ1年記念日の気持ちを感じている今日です。





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気分転換に頑張るわたし。

気分転換に頑張る・・・というのも変な言い方ですが、

今の私にはその言い方が合ってるかな・・と。

すべてを書くとキリがないくらい、
ちょっとした体の変化に怯え、心配することが多い日々なんです。

見栄を張っても?強がっても意味はないのでありのままを書きますが。


多分、10人中9人は気にしないレベルのことでも気になってしまう、
心配になってしまう。

人からみたら理解不能?でも

仕方ない、これが自分なんだから。



開き直っているのではなく、

自分だけでもこんな自分を受け入れてあげないと・・・と思います。


だけど、そうはいっても心配してばかりでは疲れます。

取り越し苦労も多いです、というか、そのほうが多いと思います。


だから気分をあえて変える努力です。


気分転換に~~しようか~というノリではなく

そんなんじゃ疲れるから、

少しでも暗い気持ちから逃れる時間を作ろうと。


この前の記事に

ボヘミアンラプソディーという映画に感動したことを書きました。
kiko3015.hatenadiary.com


そしてピアノで弾いてみようかなと思ったその気持ちが

なかったことにならないうちに楽譜を買って練習しています。<<

f:id:kiko3015:20190504194639j:plain
ボヘミアンラプソディー


子宮頸がん検診で引っ掛かってから、ピアノに触ることがなくなっていた今日この頃。


またピアノを弾こうと思えたこの映画に出会えたことが嬉しいです。


ひとたび弾き始めたら時を忘れて没頭することも多いので。


あとは・・


人様に聞いてもらえるレベルになったら

録音して友達や息子に・・聞いてもらうかな・・・。(無理矢理、自己満ですね・笑)

漠然と練習するより

目標は持てるものなら持ったほうが

より頑張って私なりに良い音出したいと思う気持ちになるので・・・。





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円錐切除術からちょうど1年。

去年の今日は、円錐切除の手術をした日でした。

kiko3015.hatenadiary.com



あれから1年。

あっと言う間・・・といえばそうも思えるけど

円錐切除は検査のための手術であって

その後に再度、単純子宮全摘術+両側付属器切除術の手術をして

その後ボチボチと自分なりに生活しながら復帰して・・・

などと思えば

この1年いろいろだったなぁ・・とも思えます。


私にとってはある意味「記念日」といってもいいかな・・・。


「円錐切除記念日」ですね。

しかしこういったことは

誰かに思い出してもらうような記念日ではなく

自分ひとりでぼんやりと・・・思うものですね。

それでもこうやって節目節目に思い出し、

こんな風に文章に出来るってことは

現在がそれなりに幸せだからだと思います。


それなりに・・・と書いたのは

やっぱり日々いろいろ心配になることがあったりして(性格上)

実はほとほと疲れることもあるのです。

だけど、その都度何とかどうやったらこの不安をクリアできるかを自分なりに考えて

行動しつつ過ごしています。

自分に疲れても意味はない。

疲れるけど意味はない。

そのときそのときで過ごしていくしかない・・・

そう思うほかないと・・・いう気持ちです。


前向きな性格の人がうらやましいけど

人を羨んでも自分がそうできないなら

ありのままの自分を受け入れるしかないな・・・と思います。



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ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ」という

昨年?話題になった映画がDVDレンタル開始になったので
早速レンタルして観ました。

いろんな意味で「感動」しました。

最近ではいちばん心動いて、そして泣いた映画でした。



クィーンというバンドはもちろん昔から知っていて、

その美しい歌声や曲が好きでCDも持っていますが、

美しくパンチのある歌声で歌うその人の生き方までは知らなかったけど、

今回この映画をみて

映画では深いところまでは触れられていないかもしれないけど

ちょっと私には言葉で表現するのには難しい何かを感じました。



あ・・・ひとつ言えるとしたら

ボヘミアンラプソディ」という曲はよく聞いていましたが

今まで歌詞の内容を理解して聞いていなかったということ。

メロディと声の素晴らしさだけを感じていたけど、

はじめて字幕でその歌詞をみて衝撃を受けました。


久しぶりに・・・

楽譜ゲットしてピアノで練習してみようかな~なんて思いました。




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