子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

え?嘘でしょう?なんで?どうして?

 

まさにこんな気持ちだったんですよ。

先生から見せられた1枚の用紙に

書かれていた結果を見たときは。

 

そしてそう思う根拠もありました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

前回の続きです。

 

クリニックに到着し、3人待ちくらいだったと思います。

 

待ってる間、大丈夫か?私の体、と思うくらいの心臓のどきどき。

 

そしていろいろ考えていました。

 

確かに、2年4か月検診に来てなかったけど

その年数で、前回の異常なしからいきなりクラス3bとかはならないよね。

(これは後に、私の勉強不足だと知ることになるのですが。)

でも、クラス3aくらいで呼び出し電話なんてくるかしら・・・?

というか、なんか全く関係ない話かもしれない。

(今思うとバカですね、子宮頸がんの結果に異常が出てると電話で言われているのに)

でもいきなりクラス4はあり得ない、だって仮に3bだったとしても

3bから4に行くまでは、数年かかるって先生仰ってたはず。

 

そんな風なことだったと思いますが、

この時点ではまだ「大丈夫だ。大したことは言われない。」

と信じたい気持ちでした。

 

そしていざ先生のところへ。

 

私・・・気になったので飛んできました。

先生・・・実はちょっと悪い結果が出ているんです。

 

と言って、一枚の紙を差し出されました。

 

そして目に入ってきたのは、Vという文字。

 

え?3bでも4でもなく、5?!

 

茫然としました。

 

固まっている私に

 

先生・・・まだ確定ではない・・・いや・・確定・・かなぁ。

 私・・・あの、母が一緒に来ているのですが、呼んでもいいですか?

 先生・・・どうぞ。

 

で。

診察室のドアを開けて

 

私・・・お母さん、ちょっといいかな。

 

母が診察室に入ってきました。

 

私・・・ガンかもしれないって・・・。

 

母は、

 

自分にそう言ったときの私の顔を忘れられない

 

とその数日後に言っていました。

 

私は先生に言いました。

 

2年数カ月で、異常なしからVとか・・あり得るんですか?

 

先生・・・(苦笑いしながら) だから1年に一度の検診なんですよ。

 

正直な気持ち、先生は冷たい感じがしました。

 

久しぶりに行ったそのクリニックは、息子さんの代に変わっていて

それは仕方ないとしても・・・

 私の正直な気持ちは、どうせなら

長年のおつきあいのお父さん先生に話を聞きたかった・・・と。

もう完全に引退されてるならどうしようもないけど

クリニック内で、前からの患者さんを診ていらしたのだから・・・。

 

それは久しぶりに検査に行ったときは知りませんでした・・・。

 

で。

それからは、こうなった患者への進むべく道で

大学病院を紹介したいと思いますが、ご希望の病院はありますか?

 

とかそういうやりとりでした・・。

 

いや・・・ご希望とか・・・知らんしね・・。

医師の知り合いがいるわけでもないし、あまりにも突然のことで

どこがいいとか、もうそんなのまったくわからない。

 

そんな気持ちで、結局はとりあえずは先生が言われるまま

大学病院への紹介状を書いてもらって病院をあとにしたのでした。

 

しかしこの後・・

私が精密検査を受けることになったのは

大学病院ではなく、違う総合病院でした。

 

このことはまた次に書きます。

 

というか、こんな風に少しずつ書いていたら

手術 (単純子宮全摘、卵管および両卵巣摘出)

までに現在に追いつくかな・・なんて考えたりしてますが(^_^;)

・・・・・

 

あと・・

私、思うんですね。

 

こうなってから、いろんな方のブログを読ませてもらったのですが、

まず最初に医師からガンの疑いと言われたとき

 

現段階ではまだはっきりとはわからないから

家族には知らせないでおこう、心配かけるから。

 

とひとりで抱えられる方。

 

まじめな話、器大きいなぁと思います。

 

私はもうこの段階で3人に電話しました。

 

その一人に息子(29歳)がいたのですが、

 

子供に心配かけるから・・・とか

 

そういう、人を思う気持ちなど全く持てませんでした。

自分のことしか考えられませんでした。

 

その日から数日は、家族の前では思いっきり暗い顔をしていました。

無理に明るくなんて出来なかった。

 

それが悪いとは思わないけれど

心配かけないようにって

それが1日だけでも、1人で抱えられる方を

素直に強いなぁと思いました。

 

だってその1日は

わたしの経験からいくと

例えようもない辛い1日だと思うから。

 

 

 

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