子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

大きい病院へ。新しい先生との出会い。

出会い。出逢い。

違いがあるかどうかはわからないけど、

今の私は、あえて出会いという漢字を使いました。

 

唐突ですが、

お医者さんに、冷たい態度や質問しにくいオーラを出された経験がある方ってどれくらいいらっしゃるんだろう・・・。

少なくとも私は、紹介先の病院で心が折れる態度をたくさんとられました・・・。

 

 患者にとって医師は、自分の体を治してもらう神のような存在なのでしょう。

医師がいてくれなかったら、病気はそのまま、

治す術もないのだから。

 

しかし・・

そこには日常における人としての関わりであってほしいとも

私は考えます。

 

・・・・・・・・・・・・・

さて、2018年4月6日。

クリニックで書いてもらった紹介状を握りしめ、

母に付き添ってもらい、総合病院へ。

 

市民病院なのですが、

入ってまず私が思ったのは・・

 

綺麗になったんだな~この病院。(数年前に改築?したようです。)

でした。

 

吹き抜けになってて、いまどきの?病院のつくりっぽくて・・・。

しばらく院内を見渡しながら、

こんな病院に自分が病気になってお世話になるなんて思ってもみなくて、

なんだかまだ違う世界の出来事のような・・

そんな気持ちでした。

 

慣れないながらも手続きを済ませ、

婦人科病棟の前で待ちました。

 

10時の予約でしたが、診察室に入ったのは12時半を過ぎていました。

こういった総合病院では、初診では珍しくないことなのですね、きっと。

 

やっと呼ばれて診察室に、母と2人で。

 

N先生との出会い。

 

まずN先生が発した言葉は

 

こんな風に来てもらっても (母も一緒にって意味だと思います。)

今日は大したことは言えないですよ、はっきりいって。

 

正直・・・感じ悪かったです。笑

 

だって、いろんな方の体験談読ませてもらいましたが

最初の精密検査は、組織診ですよね。

で、その組織診の結果が出るまではハッキリしたことは言えないでしょうが、大体のことは説明してもらえる・・という認識だったので、

最初からそんな風に言わなくても・・・と思いました。

 

というか、言い方ってものがあると思うんですよ。

早速愚痴ってます、すみません。^^;

 

で、内診。

 

先生・・・見た目は綺麗。

 

その後、組織診。

 

力抜いててくださいね~

力入りすぎて、気分が悪くなる人も多々いらっしゃいます。

 

私、頑張りましたよっ。力抜いて。

痛くなかったです。全くってわけにはいかなったけど

腰が浮くような痛みではなかったです。

 

看護師さんが、

 

大丈夫ですか~?

大丈夫ですか~?

 

と連呼されました。

(声をかけて頂いて心強かったです。)

 

で、再度診察室へ。

 

先生は、パソコンで今の組織診画像?を見られていました。

 

う・・・ちょっとグロイ・・。

目をそらしたくなるような・・。

 

で、先生がまず発した言葉は

 

うん、手術は出来る

 

手術・・・子宮全摘ですか?

 

当然。もう使いもんにならんやろ

 

私・・・苦笑い・・みたいな・笑。

 

(その通りでしょうが、ちょっと暴言じゃないですか?(-_-メ)

でも不思議と腹は立ちませんでしたが。)

 

私としては・・

内診で見た目は綺麗と言われたし

(最初に行ったクリニックの医師も、内診では全く気づきませんでしたと言われてましたし。)

なんかもっと違う、安心できる言葉がくると思っていたんです。

 

手術できないレベルにいってるという心配などみじんもしてなかったですから、

医師のその言葉は私にとって説明にも何にもならなかったんです。

 

で、もうそこで話を終わろうとされる雰囲気なので

聞きました。

 

私・・・あの・・・どうなんでしょうか?

 

先生・・・だからわからんて言うてるやろ。

 

その言い方に心折れましたが食い下がりました。

ここで帰ってたまるかと。

 

私・・・それはそうかもしれないですけど、先生の長年の経験で何かわかられることってないんでしょうか?

何かしら先生の見解を聞きたいです。このまま帰るのは不安です。

 

先生・・・(しばらく無言の後・・・) 初期・・。

 

私・・・初期って言うのは、0期の可能性もあるってことでしょうか?

 

先生・・うん。

 

ならそう言ってよ、はっきりしたことは言えないけどって前置きあってもいいからさ。

 

と思いました・笑

 

この後いくつかのやりとりがありましたが、

そこは長くなるので割愛させて頂きます。

 

その日の私の気持ちは、

先生の態度は冷たいな~と思いつつ、

意地悪というのではなく、

どこかユーモアがあり(医師にユーモアが必要かどうかはわかりませんが。)

まぁこんな感じの先生なんだろう、

という印象ではありました。

そして最初にクリニックでクラスVと言われたときよりは

気持ちが少し明るくなっていたと思います。

 

組織診の結果は10日後位の予約で聞くことになっていたので

あとはもうそれを待つしかなかったですね。

 

・・・・・・・・・・・・

そうそう・・・。

 

私、最初にクリニックで宣告されてから

涙が一滴も出ませんでした。

全く泣くことも出来ない・・・、

泣いても現実は何も変わらない・・

そうはわかっても悔しかったり悲しかったりすると、自然と涙は出るものだと思っていたし、今まではそうでした。

 

だから今回のようなことは、はじめての経験でした。

もともと涙もろく、すぐ泣く私なんですけどね。

 

そんな私が、クリニックでクラスVと言われて依頼、はじめて号泣したのは最近ですかね・・。

それは、何か更に悲しい出来事があったとかそういうことではなく

停止していた感情が(?)何かをきっかけにあふれて止まらなくなったのかも知れません。

 

おいおい声を出して子供のように泣きました。

 

・・・・・・・・・・・・

組織診の結果その他、続きは次回に書きます。

 

 

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