子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

組織診の結果

2018年4月17日。

組織診の結果を聞きに総合病院へ。

この日は、息子と母が付き添ってくれました。

ぞろぞろ・・って感じですが^^;

前回のN先生とのやりとりを息子に話したところ、

俺もついて行って話を直に聞きたいと言ってくれました。

 

午後2時の予約。

この日は初診のようには待たされませんでしたが、

それでも診察室に入ったのは3時半位でした。

 

で・・待っている間。

ふと、隣に座っている息子を見たら・・・

何かをポケットから出したり入れたりしていました。

それは、先生に質問したいことを箇条書きにしたメモでした。

そして息子の顔は緊張のあまり、真っ青に見えました。

 

そんな息子の姿をみて可哀想になり、思わず私は

そんなに緊張しなくても大丈夫、大丈夫。

と肩をポンとしました。

 

いや、逆やろ。

と息子・笑

 

なんというか・・・

N先生という人が、私の話からしてとっつきにくいと思ったのでしょう。

だからこそ、どういう態度に出られても

聞くべきことはちゃんと聞くんだという

責任みたいなものをひとりで背負っていたのかな・・と思うと

 

ごめんね・・しなくてもいい苦労させて・・という

申し訳ない気持ちでした。

 

こんな大きい病院にかかることは、家族も私もなかったですし

最近の病院事情なんて知らなかったのですが、

電光掲示板での指示なんですね、呼び出しは。

 

で、次ってときは診察室の前の椅子で待つことになります。

 

そこで、母と息子と三人で

スポーツで手を重ねて掛け声するときみたいに(ちょっと何言ってるかわかんない・笑)

0期願いをしました、3人が手を重ねて。

 

細胞診でクラス5が出たのですから、

最高に好い結果で上皮内癌だとそのときは思っていたんです。

 

そんな風に、3人が手を合わせることなど

こんなことでもなかったら経験することもなかったかもしれません。

この日は私にとって生涯忘れられない日となることでしょう。

 

さて、呼ばれて診察室へ。

 

結果は、

細胞診・・・HSIL(CIN3)

組織診・・・上皮内癌

 

ということでした!

 

細胞診では、ひとつ下に下がり(良いほうに)

組織診の結果も微小浸潤癌でさえもなかった!

 

最初の細胞診で一番悪い結果だったから

自分では絶対違うとどこかで思っていても不安で不安で仕方なかったので

この瞬間の気持ちはどう表現していいかわかりません。

 

実はなんでもなかったよ、クラス5は間違いで

クラス3aだったよ、

 

という展開はあり得ないだろうから

細胞が悪い方に変化してしまったのは事実で

そこは私の中では悲しいことに変わりはなかったけど

それでも、そのときの一番いい結果だったのですから

本当によかったと思いました。

 

ただ・・やはり最初にクラス5が出ているから

慎重に行かなければならない

 とN先生は仰いました。

 

うん、それはそうだろうな・・と理解できました。

 

そしてその後は、息子と母と私の気持ちが先生に通じたのか

何とかN先生のスケジュールを調整して

(手術も次から次なんですよね・・帝王切開とかもあるみたいだし。)

一刻も早く円錐切除の手術をしようということになりました。

 

そして円錐切除の手術は翌週の月曜日にということで

(私の中ではあまりにも急でビビりましたが)

その日のうちに、術前検査をしました。

 

血液検査、胸部腹部X線、呼吸機能検査、心電図、下肢静脈エコー検査、

尿検査。

 

それらの検査の受付時間が締切時間ギリギリだったので

急いで手配してとN先生が看護師さんに指示して下さり間に合いました。

そういう状況だったので、すべてにおいて検査は空いていたので待ち時間もなくスムーズに行きました。

 

・・にしても、1日にこれだけの検査を一気にしたのは

生まれて初めてだったかも・・うん、多分、絶対。笑

 

 

さて、入院はその5日後の4月22日(日)

手術はその翌日の4月23日(月)ということで

そんなに急とは思っていなかったので

気持ちも慌ただしくなりました。

 

でも一歩前進。

目の前のことをひとつずつ頑張っていくだけ。

 

そう思いました。

 

 

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