子宮頸がん検診で引っかかってからの日々

50代主婦のキッコと申します。2018年3月に受けた子宮頸がん検診でまさかのクラスV。その日からのいろんなことを綴りたいと思います。

円錐切除術、手術当日 ~その2~

 

 

前回の続きです。

 

帽子(シャワーキャップみたいなの)を被り

手術室に入りました。

 

ヒーリング系のような音楽が流れていました。

 

 さて・・ついに手術台に横になります。

固くて冷たいイメージでしたが、

なんかふかふかっぽくて暖かかったです。

 

次に脊椎麻酔に入ります。

 

背中全体を消毒されたのですが、

手術台の暖かさに少し感動したのもつかの間、

消毒の冷たかったこと(+_+)

 

 で、看護師さんが

 

今から背中に痛み止めの注射をしますね~

と言われたので、麻酔のための痛み止めかな?と思っていたら

あっという間に注射終了。

 

麻酔終わりましたよ。

と看護師さん。

 

え?もう麻酔終わったの?

痛くなかった!

 

その後、麻酔がきいているかの確認をいろいろして・・。

 

オペのスタッフが揃い、いざ手術開始ってときに

先生が

 

○○さん←(私のフルネーム)

子宮頚部円錐切除術を始めます。

時間は20分程度、30分以内の予定です。

 

と言う感じで言われたと思うのですが、

最初に、○○さんとフルネームを言われたとき、

私を呼ばれたと勘違いし、はいっと言ってしまいました・笑

 

スルーされましたが、笑

めっちゃ恥ずかしかったです。(~_~;)

 

手術中、意識はあるので

今、切除してるのかな、とか

今、切除後焼いているのかな、とか考えてました。

 

同じく脊椎麻酔で円錐切除をされた方の体験談で、

焼くときに焦げ臭いにおいがした、とか書かれていたのを思い出したりしていました。

確かに、少し焦げ臭いにおいがしました、途中。

 

こんな風に書くと冷静な感じがしますが

かなりの緊張でした。

 

1分置き?くらいに右腕に巻かれた血圧計がプシューという音がして、

測定をし続けました。

心電図の音や、まさに手術中という感じ。

 

全身麻酔ではわからないことだろうから

経験になりました。(いい経験とは言えないけど(~_~;))

 

で、最初のほうは看護師さんが何度か

大丈夫ですか?と聞いて下さっていて

そのときは何ともなかったので

大丈夫です と言っていたのですが・・・。

 

途中から、めちゃくちゃ寒くなったんです。

体が冷えて冷えて・・・

 

 でも何だか遠慮してしまって、

看護師さんに、すみません と声をかけることが出来ませんでした。

 

喉まで出たんですけどね、

すみません、寒いです。と言おうと。

 

でも言えなくて我慢しました。

多分、もう少しで終わると思って我慢したんだと思います。

 

そして終了。

TVで見るオペ室のように、手術にかかった時間が大きく出ていました。

23分でした。秒単位までは覚えてませんが。

 

で、終了して看護師さんが近くに来られたとき

すかさず言いました。

 

寒いです(T_T) と。

 

そしたら、

ごめんなさいっ。お声かければよかったですね!

 

と慌てておられました。

 

それからヨイショっと抱えられてベッドに移されました。

病室へ移動です。

オペ室を出るときに

お迎えの看護師さんが待機されていて

オペナースさんが、電気毛布をお願いします!

と言われていました。

 

あとは、ベッドのままガチャガチャと移動し、

病室へ戻ってきました。

その間、先生が

気分悪くないですか?

頭痛くないですか?

と何度か聞かれました。

 

大丈夫です。 と答えました。

 

それからしばらくして・・

だんだん体は温まっていきました。ほっ・・。

 

 その後、麻酔がだんだん切れてきて、

お腹が少しずつ痛くなってきました。

 

最初は我慢できる程度かな~と思っていたのですが、

だんだん痛くなってきたので、

看護師さんに伝えました。

お腹が痛いのですが、と。

 すると看護師さん。

痛みのレベルは、10が最高としたらどれくらいですか?

(最近はこういった聞き方をされるのですね。

簡単そうで答えるのは結構難しかったりするなと思いました。

それに何故か、遠慮気味に言ったりしまして^^;)

 

とか聞かれ、最初は7と言いました。

 

 じゃあもう少し様子みましょうか。

もっと痛くなったら痛み止め使うよう、先生に言いますから

遠慮なく言ってくださいね。

 

とのこと。

 

で。

その時、家族が3人来てくれていたのですが

2人はもう帰っていて

最後の1人が帰ろうとしたとき・・

何だか心細くなってきて

 

やっぱり痛み止めもらおうかな・・ということになり、

看護師さんに、

痛みが8くらいになってきたので痛み止め欲しいです

と言いました。

痛み止めは座薬でした。

 

それから1時間ちょっと過ぎた頃から

痛みは治まっていきました。

 

それ以外の苦痛は、特になかったです。

気分が悪いとかもなかったですし、

尿管の痛みや違和感もなかったです。

フットポンプの音も気になりませんでした。

むしろ、足をマッサージしてもらっている感覚で

安心出来ました。

 

その時はもう午後7時半くらいで

その後はウトウトとしたりして・・・

夜中もけっこう眠れたので痛いとか辛いとかなかったです。

 

いろいろ心配していたので

翌朝まで特に辛いこともなくてよかった・・

と思いました。

 

あ・・あと。

術後、待機している母に先生が

切り取った子宮頚部を持ってこられて

 

大丈夫だと思いますよ~

 

と言われたそうです。

 

術後、母にその話を聞いたときは

嬉しかったです。

 

で、その円錐状に切り取った子宮頚部を見せながら

写メ撮られますか?

そういう方いらっしゃるので。

 

と先生。

 

に対し、母。

 

いえ、写メの撮り方知りませんので。

 

先生、苦笑いって感じだったそうです。

 

いや・・

特に見たいとは思わなかったので、お母さん、大丈夫・笑

 

というか、お母さん。

いつも支えてくれてありがとう。

 

 

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